海苔は容器から外に出すと、海苔に含まれる少量の塩分の吸湿性により、すぐに変質してしまいます。チャックのついていない袋入りの海苔などの保存時などにお試しください。
湿気た海苔を使って美味しい佃煮を作ることができます。
一般的に、「ツルツルしている面」を表、
「ザラザラ」している面を裏としています。
おにぎりや手巻き寿司を作るときは、海苔の裏面(ザラザラしている面)をごはんの面に合わせると口当たりが良く、仕上がりもキレイです。
意外に知られていない海苔の数え方。
海苔を1枚、2枚……と数えていませんか?
間違いではありませんが、海苔は10枚集まると「1帖(じょう)」になります。
アサクサノリの製造方法が浅草紙の抄き方を参考したため、紙の単位に用いられている「帖」になったという説が有力です。
海苔の基本的な大きさは、一帖 全形=横19cm×縦21cmです。
全形をはじめ、半切、3切、4切、6切、8切、12切と、使い方にあわせていろいろなサイズが揃っています。
全形をベースに半分または四等分に切ったものが手巻用、三等分にしたものがおにぎり用、小さいおにぎり用は五等分、朝食によくついてくるサイズは縦割り半分を四等分した八切、縦割り半分を六等分した12切などがあります。
焼き海苔を、再度焼くことで、さらに香ばしい風味をお楽しみいただけます。
ガスコンロなどに網をのせ弱火に設定し、最初は遠火で焼きます。
ざらっとしている裏面だけをを焼いてください。
全体が青緑色の焼き色になれば完成です。
※焼きすぎると風味を損ないますので気をつけてください。